くしゃみ

津軽三味線の練習日記。

お稽古3回目・嘉瀬の奴踊り

2017年9月8日

 

今日も午前中にピアノのレッスンを入れていたので

ちょっとせわしなかったが、充実していていいかもしれない。

 

5分前についたので

前回お姉さまに教えていただいた通り

教室のドアをあけると

こんにちはー、と

先生がひとり足を投げ出してくつろいでいた。

独特の雰囲気のある先生で、なんともほっとする。

ピアノの先生とちょっと似てるなと思った。

 

とらじょさまのおさらいをした。

テンポをあげで先生と一緒に弾くと

弾けてる感じがしてとてもたのしい。

ひとりで弾くと空振りはするし、違う音が鳴るし

およそ唄になってないんだけど。

 

もうすこし速く弾けたらこれはいいね、という事で

「嘉瀬の奴踊り」*1という盆歌に入り

ハジキ*2

という奏法を教えていただいた。

4300。

 

先生はこれを「チリタラ」と呼んでいるそうで

そう言われるとほんとに「チリタラ」に聞こえる。

「タラチリ」じゃないからね、と言われて

土鍋を思い浮かべた私は単純だなと思う。

 

先生がゆっくり弾いてくださるのを

見よう見まねでやってみる。

指が思うように動かないけれど

これはザ・津軽三味線という音がして

とってもとっても楽しい。

 

当たり前のように出てくる奏法だから

早く得意になってね、と先生。

飲み込みがはやいねと褒めていただけたので

形は出来ているのかな。

ちゃんと練習しなくちゃ、と

やる気スイッチが1つ入りました。*3

 


[ 歌詞付 ] 浅利みき [ 嘉瀬の奴踊り]

*1:太宰治ミュージアムの解説によると主人の不遇を慰め役人を風刺した百姓たちの踊りだそう

*2:チリレレ、チリテレ、チリトレなど呼び方は色々なようです

*3:…ほんと単純な性格だと思う。