くしゃみ

津軽三味線の練習日記。

お稽古5回目・嘉瀬の奴踊り

10月13日の金曜日*1

 

20年くらい前なら必ず金曜ロードショー

ジェイソンと淀川さんが見られた日ですね!

持ち手のついたポータブルテレビを

母とお布団に横になって見ていました。

ジェイソン=チェーンソーのイメージですが

実は持っていないのですよね。

フレディVSジェイソンは映画館で観ましたが

スプラッタ映画であんなに笑った事はないかもしれません。

不思議な殺人鬼ですね。

 

〇〇

 

午前中はピアノのレッスンでした。

相変わらず水の戯れの譜読み中です。

1か月で1ページのペースではさすがに遅い。

 

来年の8月の発表会で弾ければいいかなと思っていましたが

先生からは1年8か月で1曲しか仕上がらないのはいかがなものか?と

ご指摘があったので、頑張って譜読みを終わらせます。

 

絶対音感がある方、耳で憶える方は

音のかたまりで憶えてしまうようですが

私は凡耳の相対音感なので楽譜が頼りです。

外国語の本を読むように

音符をひとつづつなぞる様にして譜読みします。

映像で憶えるか、文字で憶えるか程の違いがあると思います。

なので。

ラヴェルは音が多く

譜読みでさえ私には修行のようです。

 

〇〇

 

今日は5分前に教室につきました。

約束の5分前だとなんとなく遅刻した気分になるのは

日本の社会人だからでしょうか?

 

今日はこんにちはーと入ると

先生はノートパソコンでお仕事をされていました。

 

今日も前回と同じく嘉瀬の奴踊りです。

気が付いたのは、お借りしている三味線が太棹ではないこと!

前回のお稽古の時に皮の張り方が違うような気がしていたのですが

今日は確実に違いが判りました。

教室で貸していただく三味線の棹は太いし、胴は大きい。

なんだか色々な違和感があり

家で練習していた感覚とまったくちがうので

歯になにか挟まった様な感じでした。

たくさん練習しただけにとても気持ち悪い。

 

ですが、この日は三味線の構え方と

撥のすくいかたを改めて教えていただきました。

それから、ノリ。

左手が右手のリズムにのるように。

後ろ、前、すくうのリズムです。

今またお稽古の録音を聴きながら書いていますが

先生は本当に丁寧に教えてくださいます。

そしてお稽古の時の先生を思い出すと

なんというか、懐の広ーいお父様のようでした。

こんな騒音の様な音を聴きながら

笑顔で教えてくださることに改めて感謝します。

私なら絶対無理…。

 

そしてこの動画は、今朝ピアノの先生に

メールで教えていただいた演奏です。

アンコールで*2水の戯れを弾いています。

どうしたらこんなに透明感のある音が出せるのかな…。

 


Seong-jin Cho- 22.12.2009 Ravel Piano Concerto in G major

*1:英国圏の多くやドイツ、フランスなどの迷信で不吉とされる日。

*2:22分16秒あたりから